素敵な偏見満々オーソドックスグルメ万歳 Feed

2009年11月30日 (月)

南部せんべいは黒ゴマ!

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3ヶ月に1度の脳波の検査に行ってきました。
朝いちばんの予約。
クリニックの入り口まで送ってもらった。
焼き芋をしたくなるよな落ち葉が積もり
小学校の桜並木の紅葉も美しくて、
この季節もまんざらじゃないって思えたことがうれしかった。


毎回のことながら
数十分の検査が終わると、ふら~~っと。
ベッドから起き上がるのために技師さんの手を借りました。
次の診察は一週間後。
会計を済まし、ちびたIPodに入れておいたB’zのニューアルバムを聴きながら
前を向いて歩きます。
タクシーで、ううん、すぐ終わったし、大丈夫。
ちんちん電車で帰ろう。


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家についたら、コタツにもぐりこんで
大好きな南部せんべいをかじろう。
ピーナツもいいけど
なんといっても黒ゴマいちばん。
薄い周囲部分がカリカリしておいしい。
バケットやトーストが好きなくぬぎも欲しがるかな。


新しいカメラ、まだ説明書を読んでいないから
オートでしか使えないのです。
ズームもわからない。
それなのに、モノクロで撮れました。
なぜかしら…とおもしろく思えたのも
電車で帰ってきたからだね。


検査の結果が、まずまずでありますように。


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おら…元気を出すだよ~~~(*・`ω´・) b



2009年4月28日 (火)

ケーキ好きと和菓子好きとアルコール好き

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ちゅんたろーは気づきました。
甘いものがすごく好きな人は
お酒を飲まん。
お酒を飲まない人はほぼ間違いなく
甘いものらぶ♪


それがなにかと言われそうだけど
そーなんです。


学生時代の友だちは酒飲みばかりで
そういうことを考えたことがなかったのだけど
ブログをはじめて知り合った友だちは
下戸ばかり。
下戸で甘いものに顔がとろとろになる人ばかり。
お酒が飲めないっていうのはわからないけど
飲まなかった10年間がちゅんたろーにはあります。


抗てんかん剤を処方された29歳(28だったっけ)
当時の主治医の白髪で銀縁のメガネの奥の
きらーんと光る目はきびしかった。
「お酒?飲んでいいわけがないでしょう」とぴしり。
それから10年間
まじめに節酒しました。


「何か欲しいもんあるか?」のおっちゃんの問いに
「ケーキ買ってきて~」とゆってたちゅんたろー。
ひとつ食べて、ふたつ目をどうしようかなと迷ってたりもしたちゅんたろー。
ケーキセットがある喫茶店が好きだったちゅんたろー。
ごはん食べなくても、甘いものが欲しかったりもしたのに
変わってきました。


節酒をやめてふつうの飲兵衛に戻り数年です。
甘味の優先順位の下がりました、ぐーんと。
好きだけど、別腹は消失。
食べてしまうと食事がいけなくなる。
ちょっとだけ、欲しい。
味だけ、欲しい。
いや、ちょっとしか欲しくない。
味だけしか欲しくないとも言える。


そこでピーンときたの。
人はね、糖分が欲しいの。
その糖分を甘味で求めるか、アルコールで求めるか。
その違いなんですわ、ええ。
別腹は消失したけれど、お酒はずーっと飲めるもん。
辛党も甘党も、どんな糖分が欲しいかの違いでしかないんですね。
うむっ。




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 焼き菓子、好きです。小さいのが特に好きっ!!!!!チョコもひとつぶが好き。
おつまみにもなります。むふ。




2008年11月19日 (水)

寒い夜には、おでん!

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木枯らしの音が鳴っています。
冷え込んでいます。
寒い夜。
こんなときには
おでん!
食べたいなあ。


3つだけ選ぶとしたら
大根、卵、しゅうまい。
5つ食べてもいいのなら
それと、うーん、うーん
厚揚げ、大きなちくわがいいかな。


自分で作っていたころは
昆布と鶏手羽先とたっぷりお酒にしゅうゆ。
ごぼう天、じゃがいも、もち巾着、こんにゃく。


今度のおっちゃんのお休みの寒い日に
ぜひ作ってもらうことにしましょう。




Banner_02 屋台のおでん屋さんというのに一度行ってみたいのです。



2007年10月 8日 (月)

はずせないのは イカ!

回っても回らなくても、お寿司はいいですね。
にぎりが好きじゃないって人を聞いたことはないような気がします。

人気の大食いギャル曽根ちゃん。
「それから、大トロ35皿〜♪」
すごいです。
大トロは1皿2貫でじゅうぶんです。
中トロのほうが好きです。
体調によっては赤身のほうがいいな。

にぎりを食べるとき
これだけははずせないネタ、というのを考えてみました。

昨朝NHKの番組「ルソンの壷」に、くら寿司の社長さんが出演していたのを見ていて、行きたくなったというのがこの思案のはじまりです。

うーーーん。
「イカ」だな。
どうしたって、イカからはじめたいんです。
あとは、見ながら決めるのがいい。
旬の魚とか、おすすめとか。
どんなときでも、イカだけはわたしににぎってくだされ。


Zynqauqf もう少し、ネタをしぼったほうがよかったでしょうか。
くら寿司、いきたいなーっ。
今日も、クリック、ぽちっとな♪

2007年3月30日 (金)

ハッサクは 839円

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ハッサクが大好き。
ハッサクとは、温州みかんが終わったころから市場に出回る柑橘。
手軽で安い、が売りのはず。

だんだんマニアが食べる柑橘になりつつあるようです。
「好きな人はこの苦味がたまりません」などと書いてある。
みんな好きでいて〜。
でこぽんや清見オレンジにおされ、今年は近所のスーパーにコーナーさえなかった。
いつもは和歌山産のものが置いてあるのに、広島産。
高くてあまりおいしくない。
ああ、信じられない。

具合が悪いとき、おっちゃんに頼んだこともあります。
「ハッサクが食べたいの」
おっちゃんが仕事帰りに買ってきてくれたのは1個250円の高額ハッサクでした。
ありえないっつーのっ。

しかも、皮がぶかっとしてておいしくなかった。
ああ、ざくざくと食べたい。

そろそろ季節も終わりがけだけど。
楽天市場で探してみたら、ありました。
愛媛は大三島産。
うーん、いいですね、大三島は温州みかんもうまい。
しかもしかも、ワックスかけしていない小ぶりハッサクとなっ。
しかもしかもしかも、13�で839円となっっ。
迷わずクリック。
待ってるわっ。

さあさあさあ、届きました。
送料のほうが高かったです。
たっぷりの小さくてぶさいくなハッサク。

マーマレードも作ってください、とあります。
お、いいなあ。

瀬戸内の陽光がまぶしく。
ぼこっとへこんだハッサクもまたうるわし。
皮をむいた手でいやがるくぬぎを追いかけるのもまた楽し。
(*´艸`)クス



Zynqauqf 誰か〜〜マーマレードを作りにきて〜〜 今日もぽちっとぽちっとおねがいします

2006年12月 7日 (木)

ジャムを買いにいく

Cvykoxj_ 冷蔵庫の中のカシスのジャムの瓶。
早いな、半分になった。
砂糖を使ってない果実そのままの
ジャムはスプーンですくって食べられるくらいにフレッシュです。

もうすぐなくなる。
そう思うと、いてもたってもいられなくなる。
買いにいかなくちゃ。
ジャムを買いにいかなくちゃ。

食べ物の好き嫌いは少ない。
食べられないほど嫌いなものはほとんど思いつかない。
でも。
偏食なところがあります。

友だちのお母さま手作りのアプリコットジャムをいただいてからこちら。
ずっと、ジャム。
朝はコーヒーを淹れパンを食べる決まり。
それにジャム。
今、パンはベーグル。
だから、朝はベーグルにジャムが決まり。

その決まりはかなり長く守られています。
いつまで続くかは未定。
突然終わるのです。

ベーグルとジャムがなくなるのは怖い。
決まりだからです。
そのときどきの決まりは守る。

ジャムを買いにいかなくちゃ。
ジャムの棚が充実している成城石井までいく。
迷って悩んで、3本選ぶ。

ジャムの種類に決まりはないの。
それは、楽しみ。


2006年10月 2日 (月)

フルーツが好き、フルーツジュース嫌い

Khaz28hi 今夏、古い友だちに「食欲がないっちゃんね…」とグチをこぼしていたのです。
「あんた、そんなんいかんやん。
水分はカロリーあるのを摂りぃね」
そうメールがあったと思ったら、すぐに
長野から搾り立てりんごジュースを送ってくれました。

わたしはくだものが大好き
だけれども、ジュースが苦手。
苦手というより、飲めない、嫌いと言ってもいい。
果汁100%ジュースなんて
「なぜなのっ、そのまま食べればいいのにっ」
と腹立たしい。

せっかく送ってくれたのに。
黙ってるわけにはいきますまい。
「ジュース、ありがとう。でも、わたし、ジュースはすかんっちゃん。甘い飲み物はすかんと。
ごめんね、製氷皿で凍らせて食べるけん、凍らせたら好きやん」
友だちには、できるだけ真実を伝えねば。

「えー、ちゅんちゅんさん、ジュース飲みきらんかったっけ?知らんかった〜。前からやった?
うん、凍らせて食べりぃ」

そうなの、くだものは大好き、ジュースにしたら一口さえも飲むのがいやになり、
凍らせたらおいしくアイス感覚で食べられる。
理屈ではないようです。

古い友だちでも意外と知らないことは知らない。
わたしたちの通っていた高校の自動販売機のジュースは甘み少なめチリリ炭酸「キリンレモン」だけ、卒業後は会えばお酒。
一緒にジュースを飲む機会はなかったのでした。

送ってくれたりんごジュースは上等です。
「紅玉」は、甘酸っぱく、そのまんま食べたいわい。
そういう紅玉を搾ってあるのがわかる。
ああ、紅玉、大好きなのに。
「ふじ」なんて、フジりんごにナイフを入れてパキっと割ったときにたつ香りがそのまま、ビンを開封したときにあふれ出るの。
ああーっ、もったいないっ、なんっで、搾るんだっ。

そうぶつぶつ言いつつ、じんましんで熱が出てるときにも
凍らせたりんごジュースはなかなかよろしく
残りあと2本になりました。




2006年4月14日 (金)

今川焼きが好き、大判焼き回転焼きどれがほんとかわからんのだけど

ずいぶん、からだを起こしているのが楽になりました。
はぁ…。
ひと息つけました。
呼吸の苦しさも激減。

ぼちぼちです。
あとは、食べること。
ちょこちょこっとしか入っていかない。
それでも、今回はたいして体重が減ったわけでもなく済みそうでよかったです。
吐き気は、手ごわい。


あんこが食べたい…。
つぶあんぎっしりの今川焼きがいい。
焼きたてがいい!

つぶあんが好きです。
最中、大好き。
あずきバーも好きです。
まんじゅうアイスも好きー。

麩まんじゅうは、こしあんだけど好き。
薄皮まんじゅうにあんぱんも好き。
出町柳の豆餅もちょい塩味がたまらん好き。
好き好きあんこ!

朝からつぶあんぱんを食べてるわたしにも、顔色変えなくなったおっちゃんは、あんこが苦手です。
外出先でお茶とともに「どうぞ」されるのがとても辛いらしいです。
おっちゃんは、プリン星人ですもの。

ぽわん。
目を瞑ってじぃっとしてたら、浮かんできたのです。
ああ、今川焼きが食べたいなあ。

幼稚園から小学校低学年にかけて、埼玉の川越にほど近い小さな町に住んでいました。
ちびたちゅんちゅんは、よくおつかいに行っていました。
「ちゅんちゅん。今川焼き、買ってきてちょうだい。」はーい。

たいてい、つぶあんを5個、白あんを5個買ってたような気がします。
おばさんが焼いていました。
白あんよりつぶあんがよかったのだけど、そこの白あんは美味しかった。
白花豆をおばさんがあんこにしていたようです。
まずは、つぶあんをもぐもぐ。
皮がカリっとしていてあんこがたっぷりでおいしー。
次は、白あん、つぶあん2個がいいなあと思いつつ、なんだかこっちもいいんだよね、ともぐもぐ。
もうひとつつぶあんが欲しかったけど、それは食べすぎだから、おしまい。

おばさんは、白い紙袋にアルミのトングみたいなのでさっと入れてくれます。
あったかい袋を抱えて急いで帰る。
ほかほかです。
焼きたてなので、湯気で紙が破れそうになるんです。
熱いときは、上着の袖口を引っ張って、手をかばって持つ。
寒いときのほうが多かったのかもしれない。

ああ、あれが食べたか。

その町から福岡へ引っ越すと、今川焼きはなく、大判焼きか回転焼きというのがありました。
同じようなものです、いえ、同じです。
丸く開いた鉄板でくるりと焼いたあれです。
福岡、京都、松山、大阪と移るうちに、なんと呼んだらいいのかわからなくなったのです。

おっちゃん。
買うてきて欲しいな…。
でも、あんこ嫌いのひとが美味しい今川焼きを買えるでしょうか。
カスタードクリームとかはダメ。
そういうのはいけません。
天王寺に、どこかないかなあ。

どういうわけか、鯛焼きじゃなく今川焼きなのです。
鯛焼きはあんこすぎる場合が多くてだめ。
なんでも、皮と中身のバランスが大事です。

あ。
あんこでもなく、皮もないけど。
ぬれ甘納豆は好きです。
ティースプーンですくって食べるのがいいです。

2006年4月12日 (水)

プリンが好き、プリンがきらい

伏せております。
ちゃーんと伏せっております。
アイスノンを敷き、「どんだけ飲んでもええで」と冷蔵庫にびっしりのポカリスエットを1本枕元に置き、携帯とデジカメとちびたVAIOちゃんを手元に伏せっております。

夜、サンドイッチをふた切れ食べました。
一切れにしておけばよかったのです。
それから、少々気持ちがよくない。
あたたかいものが飲めないというのも、つまらないものです。

食べたくないし、食べられないのに、食べ物のことを考えてしまいます。
ふだんから、わたしはヒマ人なの。
そのヒマ人が、さらにもう寝すぎて寝すぎて、次の薬を飲むまでは眠れないだろう。
そしたら、何か考えるっていうのが人ってもんでしょー。
それが食べ物だというのだから、平和でいいです。

おっちゃんが買ってきてくれた、桃味のプリンというのを食べました。
冷たくてちゅるん。
ゼリーのほうにしておけばよかった。
このプリンは、まずかった。
まずーー。

食べられるものと量が少ないときにまずいというのは悔しい。
「だから、プリンはきらいなのよっ。」と思ったわたし。

だから…。
だから、とは何でしょう。
「だから、プリンはきらいなのよっ。」このセリフには意味があります。
わたしは、プリンが好きじゃないのね…。
そうだったか、としみじみしました。
しみじみするヒマがあふれるほどあるのです。

このところ当たりハズレのあるプリン業界だとは思うの。
奇をてらったのがいっぱいで、いやいや。
プリンのようなオーソドックスお菓子はふつうに作って欲しい。

ちびたちゅんちゅんちゃんは、おやつが大好きで、プリンも好きでした。
そのプリンとは「ハウスプリン」を家で作ってアルミのプリン型に入れた簡単なあれ、です。
ちなみに「ハウスゼリー」は大嫌いでした。
プリンが固まるのを、まだかなまだかな、と待ち、冷え固まった頃、お皿におき、さかさまにしてパコンと出す。
キャラメルソースをとろりとかける

スプーンからすべり落ちそうで、口の中に入れたらそのまま溶けてしまう。
おいしー。

ある日、お客様がプリンをお土産にくださったのです。
ちびたちゅんちゅん、まだ小学生に上がったばかりの頃です。
お帰りになったあと、食べていいわよ、と母。
嬉しくて、お皿に出そうとしたら、そのままでいいの、と母。
えー、そんなの変だもん、でも、いいか…
スプーンをさしてびっくり。
むぐっと、弾力があって。
もわーっと卵の濃い匂いがたって。
重さのあるそれは、もぐもぐできました。

まずい。
これ、プリンじゃないもん。
「おいしくない…」と言いました。

これがね、本当のプリンなのよ、本物はこれなのよ、プリンというのはこういう風に卵をたっぷり使ってオーブンで焼くのよ。

母がなんと言ったところで、ハウスプリンがプリンと信ずるちびたちゅんちゅんには関係ないことなのでした。

「失敗したわぁ」と母は嘆いておりました。
うん、確かに、子どもに変なもの食べさせないほうがいいという証明になりましたね、おかあさん。

どうも、それ以来、卵のにおいのするプリンを前にすると、なんか違う…と思ってしまうのです。
だから、プリンはなんか違う…のです。
だって、卵使うよね。

わたしは好き嫌いのないなんでも食べます、なタイプだと思っていたけど、そうじゃなさそうな気がしてきました。
くだもののことといい…。

「ハウスプリンエル」というのがあり、それは実家にいる間、おやつに作った記憶があります。
牛乳を入れて作る分だけ上等なのです。
ああいう粉で作る変なプリンは、まだあるのかな。

ちなみにおっちゃんはまっとうなプリン星人です。

本当に伏せっております。
おやすみなさい。

2006年3月29日 (水)

くだもの三昧の日々

わたしの父はグルメではありません。
一緒に住んでいた父の実母である祖母は、グルメからは果てしなく離れたところにおり、家事も苦手なお姫さんでした。
母もグルメではなく、しかも調理があまり上手くありません。
調理が上手くないのだけど、父はグルメではないので、ふつうに「メシだ、メシだ」と食べており、祖母に至っては、美味しく食べておりました。
たいそう平和であります。

しかし、わたしは、母の調理が上手くない、ということに気がついておりました。
「おいしくないよぉ。」
「文句を言うんじゃありません。」

出されたものを残すことは許されておらず、わたしは何でも食べられる子へと成長いたしました。

グルメ一家ではないわたしの実家でしたが、唯一、唯一、どうにもこうにも贅沢だったのが、くだものです。
グルメでもなく、裕福でもない家でした。
父は、頑固いばりんぼおれ様がいちばんたい!の九州男子で、無駄遣いをする人ではないのが救いでしたが、経済観念のない男でした。
何はなくとも、くだもんがなからんたい!(くだものがないんはあかんねん)

まず朝食にくだものです。
バナナ、だけなんてダメなんです。
バナナ三分の一くらいと、いちごとかりんごなどなど。
昼食は勤め先の会社の近くで外食でした。
「メシにくだものがついとらんのがいかん。」と言っていましたが、それは無理だっただろうと今のわたしにはわかります。
夕食は、父の帰宅する午後6時35分から5分ほど過ぎた6時40分と決まっておりました。
母は、その20分ほど前にやはり仕事から買い物を済ませ帰宅するのですが、そんなことはおかまいなしのおれ様。

自分が食べたい時間が食事の時間。
しかも、そこに家族全部がそろってないと気がすまない。
学校から寄り道して遅くなった、なんてことになると、翌日から学校に行かせてもらえない可能性大、というワンマンぶり。
言い訳を聞く耳の持ち合わせはないのです。

夕食がさっさと終わるころ、父が言います。
「なんか、ないか?」
なんか、とはくだもののことです。
バナナやキーウィではいけません、これは朝のくだものだから。
旬の美味しいものでなければならない。

実家の階段の下には、季節くだものの箱がいつも置いてありました。
野菜入れにもくだものが冷えており、冷蔵室にもスタンバイ。
冷凍庫には、冷凍バナナ、それは、祖母が食べてました。
「なんか、ないか?」という発言に、「ないっちゃけど。」なんて答えは許されません。
さっと、出てくるのが当たり前。

それから、父は、お茶の間に移り、野球中継を観たり、負けてくるとふて寝をしたりします。
食事するダイニングにはテレビがありません。
ふて寝を待ってチャンネルを替えます。

その間、子どもから順番にちゃっちゃっとお風呂に入るのです。
「あとで入る」も許されません。

父がお風呂を終え、ふぅーっとしたころに、また出ます。
「なんか、ないか?」
なんか、とはもちろんくだもの。
このときは、母の手が化粧クリームでベットリしていることも多いので、自分で台所に立ち、メロンやりんごや梨やプラムやぶどうや桃など、くだものナイフとともに、持ってきます。
剥いてもくれます。

もう食べなくていいんだけどな…と思うけど、「食うか?」と上手に剥いてくれたりんごなどを差し出されると断るわけにはいきません。

こんな風に、高校を卒業するまで旬のくだものを食べ続けました。
くだものに関しては「これ、まずいよっ!」と言っても「ほんとやね。」と食べ残すことが許されており、どれだけ、どんな風に、まずいのかを語っても同意こそあっても、叱られることはありません。

実家の経済状態を考えると、無茶苦茶なエンゲル係数、いえくだもの係数だったはずです。

「いらんってば!」というのに、母はお弁当にもくだものを入れてくれてました。
お弁当のくだものは、ぬるくなり食べごろを逸してるからいやなんです。
ありがたみがないのです。

八百屋さんや、果物店にとって、母はお得意さまで、美味しいところを配達してもらっていました。
「昨日の桃は、あまりよくなかったわ。」とキビシク報告もしていましたので、妙なくだものや野菜は届いてなかったです。

くだものに、うるさくなっちゃったのは、無理からぬことだと思われます。

じゃあ、お料理はどうなのか。
調理が上手じゃない食事を食べ続けたわたし。
幸い、まずいよぉ…とわかる子でありました。
しかも、さらなる幸いは、母の味付けは薄かったのです。
濃い味だったら悲しかったけど。
あまりに薄い味なので、素材の味がわかるという幸いがありました。
今のように、輸入野菜も魚も肉もなく、養殖もなく、輸送が発達していないので、地元の取れたてのものしか食べられない。
そういう時代に育ちました。
最高の幸いは、そのことかもしれません。

消費者に媚びたくだものが多くなり。
良質の素材は、手に入りにくく、高価になってしまいました。


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