2009年7月10日 (金)

香港*13 フォーシーズンズ龍景軒北京ダックディナーより

Photo


おいしい飲茶も食べたいけど、北京ダックも食べたい。
ごくちまちゃんにそうも伝えました。
贅沢ゆってます。
「ホテルのレストランを予約したから、ドレス持ってきてねーん」とごくちまちゃん
きゃーーっ、わかった、持っていくねーっ。


はたして、荷造りの中でいちばん最初に決まったのはドレスアップ用の一式です。
黒のワンピースにきらきらスパンコールのついた黒のストールに
わたしにしてはヒールの高めのミュール。
完璧だ、と思っていましたが、小さなバッグを忘れました。
しっこく。


たまにきれいにして出かけるのはとても華やいで嬉しい。
「ちゅんたろー、どっちがいい?」ってごくちまちゃんのドレス選びも手伝って、したくも楽しくあわただしいディナー前です。


暮れかかった窓の外は九龍カオルーン。
フォーシーズンズ香港の龍景軒です。
北京ダックが苦手ってひと、いるのかしら。
アヒルのローストの皮をきゅうりと白ネギと一緒に薄い皮に包んで
甘味噌たれをつけて巻いてぱくり。
んまーい。
丸焼きを見せてくれ、手際よくそいでゆく様子を見るのも
イベント感たっぷりで食欲がわきます。
ソムリエさんの美しいサービスでのワインもステキで
うっとりです。


北京ダックとともに食べてみたかったのが、サックリングピッグ(写真下、上右)です。
子豚をローストしたものの皮と肉かしら、カリカリ、さくさくとした歯ごたえ
口の中でじゅぅっと溶けてうまみが広がります。
これも甘い味噌を少しつけていただくのだけど、香港の食の技の高さを感じずにはいられません。
うーむ、うまい…。
これも、また食べたい…。
またひとつ好物が増えました。


どれもこれもおいしかったのだけど、ゆっくりサーブされるのでだんだんおなかがいっぱいになってきました。
やむやむ大王、ときに頼みすぎ女王ごくちまの面目躍如です。
「足りないかと思ったけど、トンポーローとカニつめフライは多かったねー」
う、うん、くすす。


おいしい中華料理ばかり食べています。
和食は食べたら作り方が想像できるけど、わからない。
調味料がどのように使われているかが、わからない。
旨みの種類が多いと感じます。
甘さも砂糖甘いのとは少し違う。
興味津々です。


お通しのように出されたのが3種の調味料です。
にんにく辛子醤油、チリソース、そしてXO醤。
このXO醤、おつまみにしながらお酒を飲むとたまりません。
そうやってアテにするのだそうです。
龍景軒でも瓶詰めが売られていました。
とても人気だということで、少々値が張りますがおっちゃんにおみやげ。
材料は干し貝柱、干しえび、紹興酒、チリ、にんにく、しょうが、オイスターソースなどでしょうか。
ここのXO醤、調味料に使うとそりゃあいいのでしょうが
なんだかもったいないの。
そのまま食べたいXO醤です。


きっと、こうやって、香港リピーターになってゆくんです。



Photo_2




Banner_02 香港に住みたい、、、食いしん坊バンザイです。。。




2009年7月 9日 (木)

香港*12 腹ごなしにコンビニ上海灘

Photo
コンビにに行きたい。
できるだけわたしの希望をかなえてくれようとしてくれたごくちまちゃんです。
ワンタン麺のランチのあと、近くを少し歩きました。
ちっちゃなセブンイレブンです。
広さが10帖くらいしかない。
天井も低いです。
そこに一通りのものがぎっしり置いてあります。
日本のスナック菓子やカタカナ表記の飲み物もあり
おにぎりやお寿司からお酒に薬や日用品、なんでもです。
歩道にはみ出すように商品が並べられ、ドアはありません。
昔はなんのお店だったんだろうな。


狭い店内にひしめき合うものと人のあいだを「お待たせ」と飛び出して
次に向かうは「上海灘(シャンハイタン)」。
中国のブランドで、オーダーの服からアクセサリー小物、インテリア雑貨までセンスのいいものがある、とガイドブックにあって見てみたかったのです。
バッグにつけるチャームと、髪飾りと、ルームフレグランスを選びました。
色遣いもデザインもなかなかすてき。


入り口とは違うドアから出ると狭い路地です。
「ほらね、ここ、印鑑を簡単に彫ってくれる露店が出るんだよ」
ブランドが立ち並ぶすぐ隣に倒れそうな露店。
対比がおもしろいなあ。

Photo_2
バスも路面電車(トラム)も二階建てです。
イギリスの支配だったから、かな。
キティちゃんや、冷えピタシートの広告の電車も走っていて、日本のものはとても人気があるのだそうです。
歩くのはけっこう平気なのだけど
なにしろ蒸し暑い。


そんないつもの蒸し暑い日曜日。
香港ならではの、ヘルパーさんたちの集会の風景を見かけました。
フィリピンやタイ、インドネシアからきているお手伝いさんたちが、あちこちの歩行者天国やアーケードや公園でおのおの自由に座り込んで
日曜日を終日仲間たちと情報交換やおしゃべりをしながら過ごすのだそうです。
民族衣装に着替え、何かのお祝いでしょうか。
楽しむ様子もありました。
年齢も服装もまちまち。


ここではごくふつうの日曜日の光景で、特別な空気はなにもありません。
それぞれいろんな事情をかかえているのだろうな。
だけどなごやかです。
外貨が欲しいアジアの国と女性の労働力が必要だった香港。
日本もインドネシアの介護ヘルパーさんを受け入れはじめたところだったって思う。
欧米人をそう多くは見かけないことが意外で
香港人はほとんど漢民族で、中国人で、インド、ネパール、パキスタン
インドネシアにタイ、フィリピンに
日本に韓国に台湾と肌の色はそっくりで
異なる民族の似たような肌の人の中に混じりこむのが
悪くない気分の旅行者ちゅんたろーなのでした。




Banner_02 アジア人の髪は黒色です。茶髪のわたしはむしろヘン!くすす。




  

2009年7月 8日 (水)

香港*11 黄枝記のワンタン麺事件

Photo_2


接する機会が少なくて好物じゃなかったものっていうのがあるんですね。
そういえば、実家ではワンタンメンを食べる習慣はなかったし
おっちゃんと一緒になってからも食べたことがない。
エー○コックのワンタンメンももしかしたら未経験。
つまり初ワンタンメンです。


黄枝記。
ワンタンメンとお粥のお店でいつもは行列ができてるらしいのだけど
ラッキーなことにするするっと席に案内されました。
日本語のメニューがあって、迷いそうだったから
いちばんふつうの蝦ワンタン麺にします。
ごくちまちゃんは、蝦の子ロウミン。
はて、ロウミンとはなんでしょう。


外は蒸し暑いけれど、どこのお店もエアコンがとてもきいていて涼しい。
よく食べてるのに、おなかがすきました。
ワンタンメンの作り方の看板を眺めたり
「お金を持ってる人はワンタンメンを食べるものだ」との達筆な掛け軸を笑ったりしながら待ちます。
おなかがすく自分がこわいです。


ロウミンって、焼きそばのような感じに見えるけれど
ロウが茹でた、ミンが麺という意味だそうです。
蝦の子を混ぜて食べます。
スープ付き。
ちょっと味見は、うん、おいしい。
あっさりしています。
少しぱさっとしてるけど初めての食感がおもしろい。


わたしの蝦ワンタン麺は
ええ、もう、めちゃくちゃおいしゅうございました。
蝦がぷるっぷる。
ワンタンの麺は、とても細く歯ごたえのある独特の不思議な麺。
スープはあっさりすっきり、塩も控えめでうまみがあっていい。
これは!!


ずるずるっと、ぷりぷりもぐもぐっと、ちゅるちゅるっと
スープをずずずぃっと、夢中でいただきます。
途中で、テーブルの上にあったトーチーのような調味料が目に入りました。
スープに加えてみます。
旨辛でたまりません。
そこで事件です。


旨辛の豆辛味噌が鼻と喉にぐっときて、むぐっときて、がまんしたけど
ぶふーーっ。
ごめんくださいませ、吹いてしまいました…。
ああ、もう、恥ずかしい。
だけどね、辛いだけじゃなくて、旨いんだもの。


ごめんよぉ、と言いながら、さくっと立ち直り食べ続けます。
すると、次なる事件です。
わたしの顔から汗が噴き出してきたのです。
顔だけじゃなく、首も、胸元も、玉のような汗が、なのです。
驚いたなんてものじゃありません。
暑かろうと辛かろうと汗が出なくていつも困っているちゅんたろーです。
それが、、ええええっ。
ハンカチで拭う。
カットソーに汗がうつっています。


「ちゅんたろー、すごいよー」
うん、びっくり。
「もしかして、足ツボの効果かも」
あ、そうかも~~!!
「だってね、顔がつやつやなんだよー」


そうなんです。
そのときの写真のわたしの頬は
つやつやっとピンクで、蝦がぷりっと包まれていそうなくらい。
おそるべし香港。
おそるべし蝦ワンタン麺。
腸粉につづき、好きなものがまたひとつ増えました。




Banner_02_2
 大阪でおいしいワンタン麺が食べられるお店を知りませんか~~~?




2009年7月 7日 (火)

香港*10 ごくちまちゃんお手製ディナー

うながされるままに昼寝にゆきました。
気持ちが昂っているのは知ってる。
うとうとしたような、目が覚めるとホクとラニが一緒にいてくれて
1時間くらいは眠れたのかもしれない。


リビングにゆくとキッチンからいいにおいです。
「ちゅんたろー。眠れた?」
ごくちまちゃん、ディナーのしたくをしてくれていました。
お料理、上手だから楽しみ。


趣味の陶芸の作品を見せてもらったり
おしゃべりしながら作品の底にやすりをかけたりして
そのうち大きな窓の外の香港の街にとばりが降り、夜の顔が浮かび上がります。
からだの感覚がすぅっととけて、さっき飛んでたトンボは本当だったんだろうか、海の向こうは中国のモンゴルのシルクロードの大陸って本当なんだろうか。
遠くに広がる未知の世界に心惹かれずにはいられない。


「ちゅんたろー、パスタの茹で加減どうかな~?」
うん。
「生めんみたいなパスタでね、書いてある時間より長く茹でたのにまだみたい」
隣の鍋にはソースがたっぷりできあがっています。
「じゃあ、この取り皿をテーブルにね」
はい。


ホクやラニにも声をかけながら、シャンパンで乾杯。
サラミ、おいしいよ。
チーズもいけるし、これねスプーンごと取って、遠慮しないで。
もちろん!
友だちの心づくしの手料理をおなかいっぱい。


ちょっと外に出てみました。
むぅぅぅぅぅっっ。
すぐに腕がぺたっと湿ってくるのが感じられます。
ミストを浴びたようです。
景色を眺めるのもそこそこに室内へ。
早寝早起きのごくちまちゃんちです。
照明が少しずつ消えていって
にぎやかだったリビングも静かになりました。




Photo




Banner_02 また、連載がいつ終わるかわからんごとなっています。。。。




2009年7月 6日 (月)

香港*9 中環(セントラル)で足ツボマッサージ

Photo_6


アヘン戦争後の1842年から1997年に中国に返還されるまで香港はイギリスの植民地になりました。
まず、ここ中環(セントラル)が金融や流通の要所として開発されたのだそうです。
超高層ビルがにょきにょきと林のようでいて、その合間に古いごちゃごちゃしたビルや建物がそのまま生きて使われています。
どうやら香港島にはほとんど平地というものがなく、ヴィクトリアハーバーを前に振り返るともうすぐに登り坂になっています。
その狭いところにいったいどれだけの人が暮らしているのでしょう。


道路沿いには古いビルも小さな店もひしめきあう看板も細い路地もあって、活き活きとしています。
見上げればめまいがしそうな高さを忘れてしまいそうな生活感が不思議におもしろく、過去と未来を行き来しているようで、ほらまたすぐに振り返りたくなります。

Photo_7

ランチのあと、歩いていけるところにある足ツボマッサージに連れていってもらいました。
漢方薬やハーブの香りのするお湯に5分ほど足を浸したのち、ぐいぐいと押してもらいます。
痛い、でも、気持ちがいい。
おも湯を飲みながら、薄暗い室内でぼーんやり、痛いよぉ。
ああ、香港にきてるんだな、香港でマッサージ受けてるなんて、すごいなあ。
イタタ。
おなかが、ぎゅるるっと動きます。
腸が動いてるのがわかるなんて珍しい。
うう、イタタ。
最後は肩を軽く、だけどぐぃぐぃっともんでもらって終了です。
もう、そこで眠ってしまいたい気持ちのよさで、
ずずーん、はぁぁぁ。


ビルの19階から外に出るとき、
台風の警報の看板が目に入りました。
確かにお天気はよくない。
坂道山道くもり空。
ああ、神戸みたいだな、そうそう横浜。
そうだ函館。
港町は坂道の街、夜景の街。
アジアの貿易を引っ張ってきた街。


少し眠たくなってきました。




Banner_02 足ツボ、サイコーでし!



2009年7月 5日 (日)

香港*8 フォーシーズンズ龍景軒の飲茶でランチ

Fs_4

もしも発作が起きたときの薬と
まさかだけれど病院へゆくようなことがあった場合の処方書を、まずは渡しておきました。
心配しすぎはよくないのだけど考えておかないのはもっとよくない。
忘れてしまっていたいけどそういうわけにもいかない。
そのあたりはいつも揺れるところです。
パニックも起こしやすいから、用心はしなくちゃです。


行ってみたいと思うところはどこ?って聞いてくれました。
どこでも連れてってあげられるよ。
うん。
ガイドブックであちこちチェックしてみても距離感がつかめないんです。
たくさんのショッピングセンターがあり、数え切れないほどのブランドショップが入ってる。
露店街もくもの巣のようにめぐっていて、無数にあるように思えるレストラン。
どれだけ広いんだろう、とくらくら。


「最初はね、私もそう思ったけど、ぜーんぜんだよ。狭いよー。車でちょーっとで行けるんだよ」
ほ、ほんとぅ?
「うん、ホント。すぐに家に帰って休めばいんだからねー、大丈夫」
うん、ありがとう、ちゃんと言うね。
ガイドブックの地図をはぎとって、テーブルの上でいつもチェックするようにしました。
どこを通ったか、どこにゆくのか、確認する。
ボールペンで印をつけて、地図上のイメージと実際を合致させてゆくのは、安心もするし楽しくもあります。Photo

行動した主なエリアは、九龍(カオルーン)と香港島です。
ごくちまちゃんちは香港島。
ランチに出かけた先は、香港島の中環(セントラル)。
「おいしい飲茶!」のリクエストに予約してくれたレストランは、フォーシーズンズの龍景軒(ロンキンヒーン)。
案内されて座った目の前に広がるのはヴィクトリアハーバー。
フェリーがゆきかい、対岸のカオルーンの摩天楼がすぐそこです。


メニューを読みます。
漢字と英語のダブル表記なので想像しやすいのが幸いです。
なんかもう雰囲気といいお茶をサーブしてくれる人の気遣いのよさといい、落ちつくし、全部おいしそうです。
期待いっぱいで待つか待たないかのうちに
次々と運ばれてきた点心の数々は、
ええ、すばらしくおいしうございました。
ロブスターもえびもぶたもぷりぷりだし
皮はつるりっと、もちもちっと、のどを通ってゆき
おなかに重たくありません。
野菜の風味と歯ごたえがとても活かしてあって、あ、たけのこ
あ、マシュルーム、ああっ、インゲン。
素材が際立ちます。
ぷりぷりもちもちぷるぷる、はぁ…うまい。
ぱりぱりさくさくじゅるる、むぅ…たまらん。


Photo_4

そろそろおなかいっぱいかしらんというころ
フライドライス(炒飯)がやってきました。
帆立と卵の白身とインゲン豆の炒飯は、お米がぱらぱらで、んまいっ。
もう入るまいと思ったときのデザート
ああ、マンゴープリンがこんなにおいしいとは…。
ゴマ団子もぷわっとしてさくっとして
デザートはパス、と思っていたのに
ぜひともいただきたいマンゴープリンです。
繊細でうまくって満腹で呆然とした最高のランチでございました。




Banner_02 今まで食べた飲茶ってなに?ってな具合でございました。やむやーむ♪




2009年7月 4日 (土)

香港*7 朝はメゾンドショコラのエクレアを

Photo

まだ夜が明けるかどうかのころ
ホクとラニがやってきてお布団をほりほり。
足元にどすっとラニ
枕元にするっとホク
一緒に眠ってくれました。
なんともしあわせなとろとろの朝寝です。


のろのろと起き上がり少し飲みすぎた頭でリビングにゆくと、すでにごくちまちゃんは起きていました。
「私も飲みすぎたみたい~。頭いたたたた」
そうだろうなぁ、同じくらい杯を重ねていたものね。


最近、朝はたっぷりのカフェオレとバナナなの、と伝えておいたので
キッチンにちゃんとバナナが買っておいてありました。
「ねぇ、ちゅんたろー、メゾンドショコラのエクレア食べる?」
え、うんっ、食べるっ。


メゾンドショコラ!
以前「世界うるるん滞在記」のヴァレンタインの特集で、パリのメゾンドショコラの工房におじゃまして、
ヴァレンタインのディスプレイのチョコレートを作るというような企画がありました。
そこで見たチョコレート工房が古く、その中の作業台の大理石やピカピカに磨かれたステンレスの道具が
使い込まれ手入れをされ、いつでも出番を待っている様子がとても魅力的だったのです。
この冬、はじめてここのチョコレートを食べる機会がありました。
今までベルギーのものがいちばんと思っていたけれど、こっちのほうが好き。
恋愛の国フランスのしゃれたエスプリがとろり。
味もすてきだけれど広がる香りにくすぐられます。


日本には東京に2店舗あるけど、エクレアは売ってないのです。
うれしい。
チョコレートとキャラメルとを切ってもらいました。
どちらもすごくおいしい。
どちらかというならわたしはキャラメル。
「うーん、私はチョコレートのがいい」とごくちまちゃん。
交互にじゅうぶん味わってごちそうさま。


「さてさて、ちゅんたろー、お昼はランチにお出かけするからね。
少し寝ておいで」
うん。
遠慮なく、横になりにゆきます。




Banner_02 食いしん坊バンザイ♪むふ。




2009年7月 3日 (金)

香港*6 香港やむやむデリバリ事情

Photo


「ちゅんたろー、今日はもうどこにも出かけたくないよね?」
うん。
「だったらねー、スペインがいい?タイがいい?」
スペインもタイもどっちも好きだよ。
「じゃあ、ジャンケンっ」
チョキ!でスペインの勝ち。
くすす。


到着日の夜はスペイン料理となりました。
PCの画面でメニューを選んで電話をする。
待つこと1時間で届きました。
すごい。
香港はレストランの宅配があるんだよって聞いていたのだけど、やはり驚きでした。
本格的なんだもん。
日本の宅配専門店のとはあきらかに違っていて
これはちょっとうらやましいです。


スペインのカバで再会を祝って乾杯です。
カバはすぐに空いちゃって、赤ワイン。
チョリソのパエリヤはレモンをぎゅっとしぼって
海鮮パエリヤはうまみたっぷりです。
タパスもおいしいし、はじめてなのにそうじゃない感じにリラックスできてしあわせ。


日本との時差は1時間。
香港が夜10時なら、日本は11時。
飛行機では眠れなかったし、おなかもいっぱい。
ワインもずいぶんいただきました。
夜景がとても美しくて何度も何度も窓辺に立ってしまいます。
「明日からおいしいもの食べに行こうねー。だからもう寝て寝て。おやすみなさい」
うん、おやすみなさい。


ごくちまちゃんは、やむやむ命。
やむやむとは、子ども言葉で「おいしい」ってこと。
わたしもおいしいものは大好きだけど
ごくちまやむやむ大王には遠く遠く及びません。
香港やむやむ三昧の日々のはじまりでございました。
むふー。




Banner_02 調子に乗って飲みすぎました。



2009年7月 2日 (木)

香港*5 ヴィクトリアハーバーを越えて

Photo


台北を飛び立ってから、入国手続きと健康診査の書類が配られました。
新型インフルエンザの検疫のようなものでしょうか。
体温検査をするようなことも書かれていました。
香港が近づくと、日本人CAのYさんが空港の構造について説明してくれました。
その段階ではどのゲートに到着するのかまだわからない。
香港空港はとにかく広くて、簡単には説明できない。
スタッフが待っているはずだけど日本語ができるかどうか確証がないので
どうしても不安な場合は戻ってきてもらえれば自分が出口まで案内するので
心配しないで欲しい、とのこと。
はい、わかりました。


台湾の人たちに混ざり、台北よりさらに強い熱気の中に押し出されました。
むぉぉぉっ。
人の流れに乗って少しゆくと、赤い制服を着た人が「ちゅんちうちうさん」と間違った名前のパネルを持って待っていてくれました。
香港の人だけれど、とてもきれいな日本語を話す人で、てきぱきと案内してくれました。しかも、きりりと美人。


この人も足が早いです。
関空でもそうでした、ついてゆくのがやっとの早足です。
はじめての空港なのに違和感があまりないのは関空に似ているからなのか、アジア人ばかりだからか、特有のにおいを感じないからか、よくわからない。
ただ、ほんとに広いです。
出口からそれほど遠くないゲートに着陸したようなのに、かなり歩きました。
バゲージクレームを右へ、B出口へ向かいます。
ごくちまちゃん!
手を振って、出迎えてくれてるの。
ごくちまちゃーん。


カートごとトランクとわたしをごくちまちゃんに引き渡し、きれいな空港スタッフさんにお礼を言い別れました。
無事に会えて力が湧き上がってくるような、無事に到着できて力が抜けてゆくような。
目の前から景色が消えてゆきました。
ホッとした、ほんとにホッとしたのです。
なつかしく親しいごくちまちゃんの声が迎えの車まで連れていってくれ、トランクを乗せてくれ、空港をあとにしました。
おしゃべりしたい、景色を見たい、でも目に入らない。
どうやら右に香港ディズニーランド
しばらく走って左が、かの九龍(カオルーン)。
地下にもぐると間もなく香港島です。


ごくちまちゃんちに到着すると
2003年にサンフランシスコで会って以来の
なつかしのホクとラニが大歓迎してくれました。
覚えてくれててありがとう。
テーブルの上には白いバラ。
なんかもうこう、気持ちのいいリビングの床にぺたりと座り込んで
そのままおしゃべりし続けたのでした。


Photo_2




Banner_02  もう90パーセントごうかーく!って気分ですねっ。




 

2009年7月 1日 (水)

香港*4 香港国際空港はくもり

Photo_3
沢木耕太郎の「深夜特急」の一巻をバッグに入れていきました。
ずいぶん前に読んだのだけど、
彼が香港で何を思ったのだったっけと本棚から探して放り込んだのです。
さすがに緊張してワインを飲んでも眠気がこないし、台北での待ち時間もあることで、これ幸いとページをめくることにしました。


1974年、香港がまだ中国に返還されるずっとずっと前のこと。
26歳の彼は仕事もやめすべてを処分しドルに替え旅に出ます。
最初の寄港地が香港。
少しでも長く旅を続けるために
節約をしながらの貧乏バックパッカーは地図も持たずに飛行機に乗るのです。


台北に到着すると人はほとんど降りてゆき、機内の空気が一気に変わり
蒸し暑さがなだれこんできました。
エアコンもきかなくなり、これは厳しい。
用意しておいてよかった。
冷えピタを首のうしろに貼り、水分を摂ります。

Photo_4

台北からの乗客はマスクマンが多い。
インフルエンザの流行の加減が違うだろうけど、なんとなく滑稽な気がしてしまいます。
日本人がいなくなったので、機内アナウンスの言葉が変わります。
台湾って台湾語だったっけ、広東語と似てるのかしら。
隣に座ったおじさんは、香港と台湾の両方の記事が出ている新聞を読んでいます。
蒸し暑い機内で配られたのは「チキン アンド ライス」のみです。
あら、ぎゅうにくとぱすたはないのね、とおかしくなりながら、おかわりはいかがかと聞かれ、丁重にお断りしました。


沢木耕太郎の地図も持たない若者の貧乏旅行と重なるところは何もないけれど、
香港の蒸し暑さと雑踏のイメージが近づいてくるにつれ思い出されるのは
遠い日。
高校の修学旅行に参加できることになってすぐ、ガイドブックをすみずみまで読み、調べて、たぶん誰よりも京都に詳しかった。
大学受験を東京にひとりで飛び、ホテルに泊まり、詳しい地図をめくりながら下見に行き、当日を迎え、寄り道の計画までたてたりして、楽しんだ。
おかげで落ちるはずの大学を落ちちゃったりしたけど
そうだった、地図を読みながらせいいっぱいの想像をしてから出かけるのが好きだったんだったとよみがえる。
大好きだったんだ。


高度が下がり、眼下にビルの林が立つ、
そう地図と同じ形の香港が近づいてきたのでした。
高速船でしょう、マカオに向かっていると思われるフェリーが白い大きな波しぶきを残しゆきかいます。
マカオの東を旋回し、広がる海は茶色です。
香港国際空港は、霧がかかったように白くくもっていました。




Banner_02_2 ごくちまちゃん、着陸したよーーーっ!くすすー。




2009年6月30日 (火)

香港*3 キャセイ航空のサポートは

Photo
キャセイ航空のチェックインカウンターでは並ぶこともなく搭乗券を受け取れました。
すぐにサポートの人がやってきて、黄緑色のバッジをつけるように言われ「さあ、行きましょうか」
いきなりおっちゃんと別れることになりました。
「気ぃつけてな。しっかりな。大丈夫やからな」
うんうん、いってきます。


手荷物検査もイミグレもするすると通り、シャトルに乗ると座るようにうながされ、
あっという間に搭乗口です。
「お時間になりましたら、またご案内しますのでお待ちくださいね」
にこやかにとても親切。
バッジが少し恥ずかしいけど、そんなことは問題じゃないですもんね。
すぐ近くのラウンジでアイスコーヒーを飲みながら、
ごくちまちゃんとおっちゃんにメールをします。
もうじき行くよ、迎えにきてねーっ。


搭乗便は台北経由の香港ゆき。
最初は直行便だったのだけど、不景気と新型インフルエンザの影響かキャンセルになり、経由便に変更になりました。
経由とは、乗り換えのことかと思ったのだけどそうじゃないのです。
台北でどどっと降り、簡単な清掃があって
台北からどどどっと乗り込む。
その分、直行便より時間がかかるということでした。
台湾にも一応着地するちゅんたろーです。


1便キャンセルになったというのに、乗客はそれほど多くありませんでした。
後部の二人座席の窓際を指定していて、隣は空席だったのがラッキーです。
離陸して座席ベルトサインが消えると日本人のCAの人が挨拶にきてくれました。
心配はないですか、何かあったら2名の日本人スタッフが乗り込んでいるから声をかけてください、
台北では外に出ることもできるがどうしますか、あ、はい機内に残られますね、
また様子をうかがいにきますね。
機内でも親切です。
ホッとして、ふぅ。


スタッフの人は皆水色のマスクをかけています。
男性CAさんが多く、香港の人たちかしら。
黒いふちのメガネに髪を七三に分けてる人が3人、区別がつかないの。
くすす。
さて、のどが渇いてきました。
スパークリングワインが飲みたかったけれど、ありません。
なので、白ワイン。
偉い、わたし、一応やりとりは英語ですよー。

Photo_2

機内食は2種類から選びます。
「とりにくとごはん?
ぎゅうにくとぱすた?」
努力の日本語がちょっと笑えますね。
間違いなくパスタはのびているから、とりにくとごはんにします。
それにフルーツとちびたキットカットがついています。
チキンは照り焼き風で、ごはんはお寿司風の不思議な組み合わせ
なんだけけっこうおいしくて、完食いたしました。
順調な空の旅です。




Banner_02 ぎゅうにくとぱすた、もとても気になりました。




  

2009年6月29日 (月)

香港*2 もきもきしちゃって眠れない

ぎりぎりまでいちじくぬぎに気づかれないように
トランクを出して荷造りするのは前日にしました。
「パスポートと薬さえ持ってたら何を忘れたって大丈夫なんだからねー。
あ、おぱんちゅは忘れずにねー、くすす」とごくちまちゃん。
そうなんだ、なんとでもなるんだ、借りることもできるし買えるんだもん。
なのにしたくを考えると、出発を考えるのと同じくらい、くわぁーっとなってくる。
旅行準備が下手です。
すごく下手。
今回もまたコンパクトな洋服選びができず、途中でもきもきが沸きあがり、
胸が痛くて苦しくなりました。


おっちゃんに「もうだめなのかも」と泣きついてみたり
ごくちまちゃんに「選べない、わかんない、どうしよう」とメールしてみたり
毎回騒がずに出かけられないのかと情けなくなります。
「そやけどな、そうやってもきもきしてしまうのもキミの個性やしな。
それだけ楽しみに旅行に出かけられる人なんてそうはいてへんって。
到着しただけでしあわせやろ?ええやんか、な。」とおっちゃん。
うん、そうかも、そう、確かに着いただけですごく満足すると思う。
なるほど、一粒で二度おいしいグリコのキャラメル。
一回で三倍楽しいちゅんたろーの旅行ってなもんよね。


したくをはじめてから、次第に落ちつきをなくし、不幸の色を濃くしてゆくいちじくぬぎに
過剰に反応しないようにしながら、出発の朝を迎えました。
おっちゃんが「ボクは帰ってくるから心配せんでいいんやで」と声をかけたのにもかかわらず、いちじくはベッドの横のテーブルの下にもぐりこんでしまい、
くぬぎはおいてけぼりになる不安を全身で表してくれ、
緊張して早く目が覚め、もきもきが高まっているわたしの、
玄関ドアを閉める手を振り切らせるのをほんの少しだけ躊躇させたのでした。
ごめんね、いってきます。


南海電車の駅は通勤ラッシュで人が走っていましたが
関空への特急ラピートはガラガラです。
関空に着くとすぐ予定していたおみやげを買い、トランクに詰め込み
国際線のチェックインカウンターに向かいました。

Photo





Banner_02  いつになったら香港につくんでしょうか…。また?

2009年6月28日 (日)

カラスさんとチューリップの球根

Photo
6月のなかば過ぎの晴れた日に
掘り起こして乾かして秋まで保存する。
チューリップの球根の増やし方です。
花が終わってから、せっせと肥料をやって
太らしたつもりだったけれど
うーむ。
やはり、植木鉢では限界があるようです。


小指の先くらいのものばかりです。
つまんでいるのがいちばん大きい。
地植えで増やすと、かなり立派な球根が
「おほほー」と声をあげたくなるくらいできるものなのです。
なんとなく、そうなるような気がしていたので、あらら…。


だけど、うん。
秋まで上手に保存して春の小さなチューリップを咲かせてみましょう。
それもまた楽しみ。


ベランダが蒸し暑いのです。
サンダルを蹴るようにリビングに戻り、手を洗っておりました。
カラスの「くわぁーーーっ くわぁぁーーーーっ」という大々声がして
見ると、ほら、くぬぎが立ち上がってカラスさんの動きに注目しています。
いちじくだって、無視はできません。
くぬぎの目が光って
「ききっ」
「きっ」とひとり鳴き。


いちじくぬぎともに、日常を取り戻して元気です。

Photo_2





Banner_02 ピンクの八重咲きのチューリップの球根は全滅でした。残念だ~~




2009年6月27日 (土)

ちゅんたろーの香港*1 どうやってひとりで行こう?

Photo

「ごくちまちゃん、香港に会いに行くからねっ」
「うんうん、来て来て!」
もう1年以上も前から、そう言い合っていたのです。
わたしの病気のことも、昼寝が必須なことも、すぐに緊張してパニックになりやすいことも、よく知った上で気持ちよくおいでと言ってくれていたのに、なかなか実行に移せずにいました。


2009年の抱負は、旅行に行きまくる、ということ。
3月におっちゃんとハワイツアーをたっぷり楽しんで、
じわっと勇気が出てきました。
「思い切って、来ちゃう?」
そうだな、そうだな。
そうだな、そうだなっ。
うん、行きたい。
「じゃあ、おいでーっ!」


それが4月のある日のこと。
以来、出発する日までじっくりゆっくり時間をかけて
計画を立ててゆきました。
滞在先は、香港のごくちまちゃんち。
だから滞在中の心配は、ほとんどないの。
彼女は、元々、とても察しもよくて細やかだし
わたしも遠慮なくあれこれ伝えることができる。


問題は、飛行機です。
香港までは4時間くらい。
電車新幹線はすごく怖くて苦手だけど、飛行機はうんと楽です。
関空まではおっちゃんが送ってくれます。
香港空港まではごくちまちゃんが迎えに来てくれる。
さあ、その間ひとり、大丈夫かしら。


日程を決めて、キャセイパシフィック航空のeチケットを購入しました。
ネット上で航空券を買うのははじめて。
早い方が割引率が高いので、もちろんそうします。
座席も自分で指定して、クレジットカードで決済して、
キャセイからメールが届くのを待ち、それを一応プリントアウトする。
頼りない気持ちになったけれど、それでいい。


それからキャセイ航空にサポートが必要であることをお願いしました。
関空のチェックインカウンターから搭乗ゲートまで。
香港空港で飛行機を降りてからごくちまちゃんが待つ出口まで。
付き添ってもらえるように頼んだのです。
車椅子が必要ならもちろんそれも要請できます。
てんかんであること、ふだんひとりで行動することがないこと
ひとりでの搭乗ははじめてであることなどを告げました。


どのくらいの連携があって、どのくらいのサポートを受けられるのか
最後まで心配しないわけではなかったけれど
準備できることはやりましたもの。
ガイドブックもきっちり2冊読み込みました。
やりたいな、食べたいな、買いたいな、はメモ。
地図はおおよそガイドブックを読みながら頭に入れて
準備万端のはず。


出かける前の、例のわたしの過剰な「もきもき」だけが
どうにもならんものでございました。




Banner_02 
これまたいつまで続くことやらの連載スタートです。
お付き合いくださいまし。

2009年6月26日 (金)

ぽんぽんとサントリーナ

Photo
なんと暑いことでございましょうか。
朝なのに、キッチンの温度計が29℃です。
が、がまんせんもんね。
起床後30分とたたぬうちに
エアコンを入れてしまいました。


1週間の留守中
おっちゃんにベランダの花の水遣りを頼んでおきました。
すごい!おっちゃん。
ちゃーんとわたしのメモ通りにやってくれていて、しおれているものはありません。
ごうかーく。
すばらしい。


ただ…
胡蝶蘭2鉢の水はどうか控えめにしてくださいという指示を忘れてしまったので
どうやら、かなりキケンな状態に陥ってるもよう。
寝ぐされ、じゃなくて根ぐされしちゃうかも。
わ、わたしの責任。


長い夏がはじまった。
そんな陽射しのベランダです。
サントリーナが小さく黄色の花をつけ始めました。
この花を摘んで、乾燥させて、ガーゼに包むと
防虫剤になるのだそうです。



Banner_02 いちじくぬぎが、まだあちこちからわたしを呼びます。うう。




  

2009年7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォトアルバム

ブログランキング

  • にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 猫ブログへ
Blog powered by TypePad